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マヤ暦とは

  • 執筆者の写真: 結城美和子
    結城美和子
  • 2021年2月15日
  • 読了時間: 3分

更新日:2021年3月5日


メキシコ「チチェン・イッツァ

マヤ神話の至高創造神、ククルカンが祀られているピラミッド。







マヤ暦とは?とお尋ねすると

「占いですか?」と答えられる方がほとんどです。

しかし、実は古代マヤ文明で使われていた暦というのが正解です。




そもそもマヤ文明は、紀元前2000年〜紀元1500年迄の3500年の間、現在のメキシコ東部から、グアテマラ、ホンジュラスなど中央アメリカ北西部にまたがる地域で長い間盛衰を繰り返していました。そして、その後姿を消した謎の多い文明なんです。




マヤ人は優れた建築技術を持っていた他、天体観測能力に長け、精巧な暦を使っていました。それが、古代マヤ文明の根幹を成し4000年もの時を超えて、現代まで受け継がれているのです


それだけの価値があることに、改めて感動を覚えます。






ツォルキンについて



     ツォルキン表



当時、マヤ人は17〜19種類の暦を使いわけていたと言われます。

その中で神官が神事を司る時に用いていた、つまり神(宇宙)と繋がるための手段として活用していたのがツォルキン暦と呼ばれるものです。


このツォルキン暦は、元素記号の周期律表のように規則正しく配列されて260日周期の宇宙のリズムを表しています。現在私たちが一般にマヤ暦と呼んでいるのは、写真にもあるこのツォルキン暦を指しています。



ツォルキン暦は横列が13、縦列が20の13×20=260で構成されていて、つまり260日が一つのサイクルとなっています。マヤ文明では、このサイクルに従って宇宙の創造主のエネルギーが流れていると考えられていたのです。





同じように私達も地球に誕生する瞬間、その日のエネルギーを胸いっぱい吸い込んで生まれて来ます。なので、その日のエネルギーこそが、その日に生まれた人の本質に大きく影響を及ぼします。


マヤ歴では、一日・一人を表す単位を『キン』と呼ぶため、1〜260まで260種類の『キンナンバー』があるのです。


つまり、


260種類のキンナンバーは、その日に流れるエネルギーとその日に生まれた人の本質のエネルギーの両方を表します。



生年月日から割り出されるキンナンバーを紐解くことで、私達の本質や役割使命、課題などの生まれる時に魂に刻んできた計画を知るヒントになります。


人生は魂覚醒の旅』と言われますが、ツォルキン暦は正にそのツールになると言えるでしょう。






最初の問いに戻りますが、マヤ暦を占い的に用いることももちろん出来ます。

ただ、徹底的に違う点はマヤ暦には「吉凶」が無いところです。

全てはその人の捉え方次第。

一見悪い出来事のようでも、それがあったために良い方向に転じていくきっかけだとすればプラスだと気づけます。


マヤ暦のリズムで生きるようになるとこの「気づき」が頻繁に訪れ、魂が進化成長するのです。



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